Excel VBA入門書おすすめ5選|非エンジニアの業務自動化に最適な書籍を比較

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Excel VBAは、毎日のExcel作業を自動化するためのプログラミング言語だ。「コピペで30分かかる集計作業」「毎週同じフォーマットで作るレポート」——こうしたルーティン業務を数秒に短縮できるのがVBAの強みであり、事務職・営業職・経理など非エンジニアの職種でも直接的に業務改善につながるスキルとして根強い需要がある。

この記事では、楽天ブックスでレビュー評価の高いExcel VBA入門書5冊を取り上げ、対象レベル・価格・内容の方向性を比較した。プログラミング経験がない人でも選びやすいよう、各書籍の「想定読者」を明確に整理している。

Excel VBA入門書を選ぶ前に確認しておきたいこと

1. 自分のExcelスキルレベル

VBAの学習には、前提としてExcelの基本操作が必要だ。セルへの入力、基本的な関数(SUM、IF、VLOOKUP程度)、シートの操作がスムーズにできるレベルであれば、VBA入門書のスタートラインに立てる。逆に、Excel自体に不慣れな場合は、先にExcelの基本操作を学んでからの方が効率的だ。

2. 自動化したい業務が具体的にあるか

VBA学習で最も効果的なのは、「自分の業務で自動化したい具体的な作業」がある状態で始めることだ。毎月の売上集計、請求書の一括作成、データの整形と転記——目的があると学習のモチベーションが維持しやすく、完成したマクロがそのまま業務改善につながる。

3. マクロの記録機能との違いを理解しておく

Excelには「マクロの記録」という機能があり、操作を録画するように自動化できる。しかしこの機能で作れるのは「操作の再生」であり、条件分岐や繰り返しなどの柔軟な処理はできない。VBAを学ぶと、記録機能では不可能な「状況に応じた判断を含む自動化」が実現できるようになる。

おすすめExcel VBA入門書5選【比較表】

書籍名 著者 価格(税込) レビュー評価 対象レベル 特徴
入門者のExcel VBA(ブルーバックス) 立山秀利 1,078円 ★3.65(17件) 完全初心者 新書サイズの手軽な入門
図解!Excel VBAのツボとコツがゼッタイにわかる本 立山秀利 1,760円 ★5.0(5件) 完全初心者 図解が豊富で視覚的に理解しやすい
Excel VBA実戦のための技術 沢内晴彦 2,640円 ★4.33(3件) 脱初心者〜中級 実務レベルのスキルが身につく
今すぐ使えるかんたん ぜったいデキます! Excelマクロ&VBA超入門 井上香緒里 1,870円 ★5.0(2件) 完全初心者 操作画面を大きく掲載
できるExcel VBAプログラミング入門 小舘由典 2,178円 ★4.0(2件) 初心者 仕事直結の実用サンプル

1. 入門者のExcel VBA(ブルーバックス)(立山秀利)

講談社ブルーバックスから出版されている新書サイズのVBA入門書。1,078円(税込)という圧倒的な手頃さが目を引く。レビュー17件は、VBA入門書の中でトップクラスの件数だ。

この書籍の特徴

新書サイズのため持ち運びやすく、通勤電車の中でも読める。内容はマクロの基本概念から始まり、変数・条件分岐・繰り返し処理まで、VBAプログラミングの基礎を一通りカバーしている。著者の立山秀利氏はVBA入門書の執筆経験が豊富で、初心者がつまずきやすい箇所を丁寧に解説している。

向いている人

  • 「VBAってどんなものか」をまず知りたい人
  • 1,000円程度で試してみたい人
  • 通勤時間に読める入門書が欲しい人

注意点

新書サイズゆえにサンプルコードの掲載量には限りがある。「手を動かしながら学ぶ」スタイルの場合は、この本で概要を掴んだ後に、もう1冊実践的な書籍と併用するのが効率的だ。

入門者のExcel VBA(ブルーバックス)

価格:1,078円(税込) / レビュー:★3.65(17件)

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2. 図解!Excel VBAのツボとコツがゼッタイにわかる本(立山秀利)

同じ著者による、より視覚的にアプローチした入門書。1,760円(税込)で、レビュー評価は★5.0と非常に高い。

この書籍の特徴

タイトルの通り図解が豊富で、VBAの処理の流れを視覚的に追える構成になっている。「変数って何?」「For文はどう動く?」といった概念を、文章だけでなく図で理解できるため、テキストベースの解説で挫折した経験がある人に特に向いている。

向いている人

  • 他のVBA本で挫折した経験がある人
  • 文字だけの解説より図やイラストで理解したい人
  • プログラミングの概念自体に慣れていない人

図解!Excel VBAのツボとコツがゼッタイにわかる本

価格:1,760円(税込) / レビュー:★5.0(5件)

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3. Excel VBA実戦のための技術(沢内晴彦)

入門レベルを超えた「実務で通用するVBAスキル」を身につけるための書籍。2,640円(税込)。

この書籍の特徴

「入門レベルでは決して足りない実務に必須のスキルとは」という副題が示す通り、基礎を学んだ後に「実際の業務で使えるレベル」に引き上げることを目的としている。エラー処理、デバッグの方法、読みやすいコードの書き方、処理速度の最適化など、独学では見落としがちだが実務では欠かせないスキルが解説されている。

向いている人

  • VBAの基礎は学んだが、実務で使うと問題が出る人
  • マクロは組めるが「もっといいやり方がありそう」と感じている人
  • 業務で本格的にVBAを活用する予定がある人

注意点

最初の1冊としては不向き。VBAの基本文法(変数宣言、条件分岐、繰り返し処理)を理解していることが前提となる。先に入門書で基礎を固めてから手に取るのが適切だ。

Excel VBA実戦のための技術

価格:2,640円(税込) / レビュー:★4.33(3件)

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4. 今すぐ使えるかんたん ぜったいデキます! Excelマクロ&VBA超入門(井上香緒里)

「パソコン操作に自信がない」という層に向けて書かれた超入門書。1,870円(税込)で、改訂第2版が出ている。

この書籍の特徴

操作画面のスクリーンショットを大きく掲載し、「ここをクリック」「ここに入力」という指示が明確に示されている。マクロの記録機能の使い方から始まり、徐々にVBAエディタでのコード記述に進む段階的な構成で、「いきなりコードを書く」ことへの心理的なハードルを下げる工夫がなされている。

向いている人

  • パソコン操作自体にやや不安がある人
  • 「プログラミング」という言葉に抵抗がある人
  • まずマクロの記録機能から始めたい人

今すぐ使えるかんたん ぜったいデキます! Excelマクロ&VBA超入門

価格:1,870円(税込) / レビュー:★5.0(2件)

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5. できるExcel VBAプログラミング入門(小舘由典)

「できるシリーズ」のVBA入門書で、仕事に直結する実用的なサンプルが特徴。2,178円(税込)。

この書籍の特徴

「仕事がサクサク進む自動化プログラムが作れる本」という副題の通り、実際の業務で使いそうなマクロ(データ集計、帳票作成、ファイル操作など)をサンプルとして取り上げている。「できるシリーズ」らしく解説が丁寧で、操作手順が順を追って示されている。

向いている人

  • 学習のゴールが「業務の自動化」と明確な人
  • 理論よりも「動くマクロを早く作りたい」という実践派
  • 「できるシリーズ」のテイストが好みの人

できるExcel VBAプログラミング入門

価格:2,178円(税込) / レビュー:★4.0(2件)

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VBAの次に学ぶなら何がいいか

Excel VBAで業務自動化の基礎を掴んだ後、さらにスキルを広げるなら以下の選択肢がある。

次のステップ 内容 向いている人
Google Apps Script(GAS) GoogleスプレッドシートやGmail、カレンダーの自動化 Google Workspaceを業務で使っている人
Python Excel操作に加え、Web・データ分析・AI活用まで幅広い VBAの限界を感じている人、将来的にエンジニア転職も視野に入れる人
Power Automate ノーコード/ローコードで業務フロー全体を自動化 Microsoft 365を業務で使っている人、コーディングを減らしたい人

VBAからPythonへの移行を考えている場合は、「Excel VBAユーザーのためのPythonプログラミング入門」(伊藤潔人 著、2,420円、★4.33)という書籍がVBA経験者向けに書かれており、移行の橋渡しに適している。

Excel VBAユーザーのためのPythonプログラミング入門

価格:2,420円(税込) / レビュー:★4.33(3件)

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Excel VBA入門書選びの落とし穴

Excelのバージョンに注意

VBAの基本文法はバージョン間で大きく変わらないが、操作画面のスクリーンショットが古いバージョン(Excel 2010や2013)の書籍は、自分の環境との画面の違いに戸惑うことがある。特にスクリーンショット中心の解説書の場合は、自分が使っているExcelのバージョンに近いものを選ぶと混乱が少ない。

「マクロ」と「VBA」の混同に注意

書店で「Excelマクロ入門」と「Excel VBA入門」が並んでいることがある。マクロはExcelの操作を自動化する機能の総称で、VBAはその中で使われるプログラミング言語だ。「マクロ入門」はマクロの記録機能中心の内容が多く、「VBA入門」はコードを書く内容が中心。自分がどちらを学びたいかで選ぶ本が変わる。

まとめ

Excel VBAの入門書は1,000円台から手に入り、プログラミング学習の入口としてはハードルが低い。「業務を効率化したい」という具体的な目的がある場合は、学んだ知識がすぐに成果につながるため、モチベーションも維持しやすい。

完全初心者であれば「入門者のExcel VBA」(1,078円)で全体像を掴んでから、「図解!Excel VBAのツボとコツがゼッタイにわかる本」(1,760円)で理解を深めるという2冊の組み合わせが、コストパフォーマンスと学習効率の両面で優れている。業務に本格的にVBAを導入する段階では「Excel VBA実戦のための技術」(2,640円)が次のステップとして適している。

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